妊娠出産を経験すると、今までとは価値観がガラッと変わり、生活も一変。
今までの人生の中に、新たに「母親」という役割が追加になります。
これをどう捉えるか、そして、ここからどう生きていくのか。
私は母親になった時、あまりにもロールモデルが少なく、自分自身も「母親」という古い固定概念に囚われて苦しくなっていることを強く感じました。
母は家事も育児もやるもの。家事が完璧じゃないのに自分の好きなことをやるなんて・・
そんな想いで、自分のことは後回しにして家事育児を頑張りましたが、全然うまくいかなくて、当時は不満ばかりでした。
でも、自分のこと見つめ直した結果、私はやっぱり仕事が好きなんだということに気づき、生後間もない2人目を家でみながら少しずつ活動を始めました。
すると忙しくなったはずなのに、仕事をしていなかった時よりも家のこともうまくいくし、好きな仕事をしているから生き生きし始めて、結果として家族関係もグッとよくなったんです。イライラすることも減りました。
これが、私が大事にしている「ワークライフインテグレーション(仕事とプライベートの統合)」です。どちらもやるから、どちらも相乗効果的に飛躍していくんです。
今は、自分のライフスタイルを通して、子育てや仕事の在り方、考え方という部分もお伝えしています。
これは私の例でしたが、このように、妊娠・出産・子育ては、自分の生き方を改めて主体的に考えるフェーズだと思うのです。
何が自分にとって幸せで、どういうスタイルが自分らしい生き方なのか。
これをもう一度考えられるのが、今なんです。
そして生き方を変えていきやすいのも、今なんです。
Daisy MUSEを利用してくださった方とは、ママになってからの生き方についても定期的にお話しできる場所を設けたいなと思っています。